さらにEureka Roboticsは、シンガポールと日本の既存市場での事業を拡大するとともに、すでに初期顧客を獲得している米国市場への本格的な参入も予定している。UTECが主導した前回のプレシリーズ Aラウンドで得た資金を基に、Eureka Roboticsは東京に支社を設立し、日本市場で強力な牽引力を獲得。追加の資金調達により、名古屋や大阪など日本の主要都市への進出を計画している。
●独自の3D画像認識技術で課題解決に導く
Eureka Robotics独自の3D画像認識技術「HA-HA(High Accuracy - High Agility)」は、AIと、製造業の物理的な世界のギャップを埋めるものである。近年のAIの進化は主に仮想空間にとどまっており、実際の製造現場に適用するには、高い柔軟性を備えたインテリジェンスを現場の要求に落とし込む必要がある。
例えば車のエンジン自動組み立て工程では、ロボットが多種多様なエンジン部品を理解し、ミクロン単位の高精度で組み立てることが求められる。
Eureka Roboticsは、ロボティクスとAIの学術研究および産業界での豊富な経験を活かし、トヨタ自動車、デンソー、ブリヂストン、三井不動産、住友ベークライトなどの日本企業や、米国Pratt & Whitney社、 Coherent社、Excelitas社など業界をリードする企業の工場で同様の課題に取り組み、計2,500万回以上の作業を成功に導いている。
●コメント
●Eureka Robotics 共同創業者兼CEO ファム・クアン・クオン(Pham Quang Cuong) 氏

Eureka Roboticsは世界の工場における『きつい、汚い、危険な(3K)』作業の自動化を進め、作業者たちがより創造的な業務に専念できる環境を提供することを使命として、2018年に設立されました。投資家の皆様のご支援と、お客様やパートナー企業のご協力により、次のステージに進むことができたことを誇りに思います。今後も革新的な技術を社会にもたらすべく、更なる努力を続けてまいります
●B Capital ゼネラルパートナー カラン・モーラ(Karan Mohla) 氏
Eureka Roboticsは、高精度で柔軟性のあるロボット技術と、先進的なメカニクスやデータサイエンスを組み合わせた、エンボディドAIを活用した産業オートメーションの最前線に立っています。同社の革新的なソリューションは、さまざまな業界での製造プロセスを変革し、組立ラインの複雑さや重要性が増す中で効率的で正確な作業を実現します。Eureka Roboticsはフォーチュン500に名を連ねるグローバル企業との協業を通じて、オートメーション・ソリューションに対する需要の高まりに応えるリーダーとして頭角を現しています。産業オートメーションの可能性を再定義しているチームEurekaのグローバルな展開に協力できることを心から嬉しく思います