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往年の名プロ野球選手たちと中山町の選抜チームとの試合たきのう中山町で行われました。

【写真を見る】元プロVS中山町選抜が野球対決 篠塚の流し打ちに衰え知らずな谷沢の打棒! 飯田も鉄平も吉川も! 色褪せないプロの技に大興奮!(山形)

憧れの選手たちとの試合に臨んだ人たちは、引退してなお色褪せないプロの技に大興奮の様子でした。

藤井響樹アナウンサー「今打席に立っているのが、楽天で首位打者をとった鉄平です。元プロ野球選手と一緒に試合が出来る、まさに夢のような試合が行われています」

中山町誕生70周年を記念して実現した元プロ野球選手らからなるドリームチームと、中山町選抜チームによる試合。

ドリームチームのスターティングオーダーには、元ヤクルトで7年連続ゴールデングラブ賞を獲得した飯田哲也さんをはじめとした、往年のタイトルホルダーがずらり。

対する中山町選抜チームは、中山町野球連盟に所属して働きながら野球を続けている20代から50代の元野球少年たちです。

テレビで見ていた憧れの選手たちを一目見ようと球場には多くの観客も訪れました。

試合では元巨人・篠塚和典さんが現役時代さながらの流し打ちを見せれば、元中日で2度の首位打者に輝いた谷沢健一さんも衰えない打棒を見せつけ、あっという間に先制します。

投げては日本ハムでパリーグ・MVPにも輝いた先発・吉川光夫さんの140キロ近い快速球を前に中山町選抜チームはランナーを出すことが出来ません。

その後もドリームチームの各打者は衰えないプロの技術で、得点を重ねていきます。

それでもスタンドからは野球少年たちが中山町選抜チームに大きな声で声援を送り続けます。

すると終盤6回。中山町選抜チームが憧れの元プロ野球選手を前に必死に食らいつきます。

2番・柴田がライトオーバーのタイムリーヒットを放ち1点を返します。

さらに…

3番・斎藤がセンターへのタイムリーを放ちこの回一挙3得点!!

会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。

元ロッテ成瀬投手からタイムリー 中山町選抜チーム 齋藤尚輝さん「正直まさか打てるとはという感じだった。テレビの向こうで見てきたプロ野球選手と戦えるということでとにかく最高だった」

ドリームチーム 谷沢健一 監督「プロ野球の選手ってこうなんだと。こんな打撃を見せてくれる。こんなピッチングを見せてくれる。そういうことを子どもに指導の立場で今度は教えられる。それは財産だと思う」

試合は7対3でドリームチームが勝利。

グラウンドには憧れの元プロ野球選手を前に野球少年にもどった楽しそうな大人たちの姿がありました。