「三田ガーデンヒルズ」の外観イメージ=三井不動産提供

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 2019〜23年の5年間に全国で新築販売された1億円以上のマンションは1万7412戸に上ることが不動産調査会社の東京カンテイによる調査で分かった。

 バブル期の5年間(1988〜92年)に販売された数より約1・2倍多く、マンションの高価格化が鮮明となった。

 同社が31日に発表した調査結果によると、直近5年間に販売された新築の「億ション」は東京都が1万3429戸と最も多く、バブル期の約2・4倍だった。東京都以外の17道府県でもバブル期を上回り、当時ほぼ億ションがなかった岡山県沖縄県での販売戸数は10倍以上になった。