ドジャースが8度目のワールドシリーズ制覇、第5戦でヤンキース下す 米大リーグ
(CNN)米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は30日夜、ニューヨークのヤンキースタジアムで第5戦が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(ナ・リーグ)がニューヨーク・ヤンキース(ア・リーグ)を7―6で下し、対戦成績を4勝1敗として優勝した。ドジャースの優勝は2020年以来8度目。
3敗からの逆転優勝を狙うヤンキースは序盤、3本のホームランで5点のリードを奪う。しかし5回に守備の乱れなどで失点、同点に追いつかれる。
続く6回には犠牲フライで6―5と勝ち越すものの、8回にドジャースが2本の犠牲フライで逆転に成功。その裏のヤンキースの攻撃は救援に入ったブレーク・トライネンが走者を背負いながらも打ち取り、 無失点に抑えた。
ドジャースは9回、第3戦に先発登板していたウォーカー・ビューラーがヤンキース打線を封じ、優勝を果たした。
ドジャースが前回ワールドシリーズを制した20年は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のため短縮開催のシーズンだった。優勝を決めた当時の選手たちはグラウンドで喜ぶことが出来たものの、地元ロサンゼルスでの優勝パレードは行われなかった。
今回、試合後のセレモニーではドジャースのデーブ・ロバーツ監督がニューヨークまで遠征してきたファンに向かって、「パレードをやりたい人は?」と問いかける一幕もあった。
チームは、来月1日に優勝パレードを開催すると発表した。