スポニチ

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 ボートレース尼崎のヴィーナスシリーズ第16戦「尼崎プリンセスカップ」は5日目を終え、31日の最終日で優勝戦が行われる。

 準優勝戦11R、1号艇の守屋美穂(35=岡山)は1周1マークで先マイするも川井萌に捲り差しで入られた。しかし2マーク、安井瑞紀が川井の内から突っ込み川井は転覆。安井が妨害失格となり決まり手“恵まれ”で1着。続く12Rで得点率トップの細川裕子が2着に敗れたため、2位通過の守屋に優勝戦の絶好枠が巡ってきた。

 セミファイナルについて「いい仕上がりだったと思います。捲り差しに入られたのは自分の初動のかけ方の失敗で技術的な問題ですね」と反省する。その一方で「伸びに関してはいいし、出足、ターン回りに関しても悪くない。もう数字は気にしなくてもいいですね」と2連対率20%台の27号機に全幅の信頼を寄せる。

 ファイナルは「細川さんが伸びるので、しっかりスタートを行ってどうかなって感じです」。まずは仕掛けに細心の注意を払い、5回目の優勝戦進出にして初めての尼崎Vに挑む。