ムーキー・ベッツが捕球したボールを取ろうとするヤンキースファン【写真:ロイター】

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ワールドシリーズ第4戦

 米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)第4戦が29日(日本時間30日)にニューヨークで行われ、ここまで3連勝中のドジャースはヤンキースに4-11で敗戦。ヤンキースに今シリーズ初勝利を献上し、通算成績を3勝1敗とした。初回の守備でヤンキースファンから妨害を受けたムーキー・ベッツ内野手は、試合後の会見で「私たちは負けたんだ。無関係だ」などと語っている。米記者が動画を公開している。

 ドジャースは初回にフリーマンのメジャー新記録となるWS6試合連続本塁打で先制したが、3回にヤンキース・ボルペのグランドスラムで逆転される展開。その後は追い上げたが、8回に5得点を挙げるビッグイニングを作られて大敗した。

 米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のCEOアラシュ・マルカジ氏は自身のXで、ベッツがロッカールームで行った会見の様子を動画で公開。初回のヤンキースの攻撃で、右翼ファウルゾーンのフェンス際で打球をキャッチしようとした際に、ヤンキースのユニホームを着たファンがベッツのグラブからボールを奪い取ろうとしたことが問題になった。これについて聞かれると「私たちは負けたんだ。無関係だ。私は大丈夫だし、彼も大丈夫。ただ私たちが負けたということに焦点をあてている。明日に向けて準備する」と語った。

(THE ANSWER編集部)