左からDeNA・松尾汐恩選手と桑原将志選手

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◇プロ野球 日本シリーズ第2戦 DeNA―ソフトバンク（27日、横浜スタジアム）

日本シリーズ第2戦は、DeNAが6点ビハインドで迎えた5回に執念の追い上げを見せました。

初戦を落としたDeNAは第2戦、先発・大貫晋一投手が初回に山川穂高選手から2ランを浴びます。さらに3回表には雨が降り始め、この影響もあってか連打を浴びます。大貫投手は無死満塁のピンチなどを招き3回途中5失点で降板。援護したい打線でしたがソフトバンクの先発・モイネロ投手の前に3回まで無安打、4回まで無得点に抑えこまれます。

得点の糸口をつかみたいDeNAは5回。1アウトから、森敬斗選手がピッチャー強襲の打球を放ち内野安打で出塁します。この打球を体に当てたモイネロ投手のもとにコーチが駆けつけ、試合は一時中断するもモイネロ投手は投球を続けます。

ここで代打起用された松尾汐恩選手は三塁線を破るレフトへの2塁打を放ち、DeNAは1アウト2・3塁とチャンスを拡大。桑原将志選手は好機を生かし、左中間を割るタイムリー2ベースヒットを放ち、DeNAは2点を返しました。