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 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は11月3日、第42話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 第42話は「川辺の誓い」。藤原道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)が覇権争いを繰り広げる。道長は藤原妍子(倉沢杏菜)を三条天皇の中宮に立てるも、三条天皇は長年連れ添った東宮妃・藤原すけ子(すけ=おんなへんに成)(朝倉あき)を皇后に、と宣言。道長は権力誇示のため“ある計画”を練るも、体調に異変が起きる。一方、まひろ(吉高由里子)は里帰り中、藤原賢子(南沙良)がケガをした双寿丸(伊藤健太郎)を連れているところに出くわし…という展開。

 第41話(10月27日)、道長は敦康親王(片岡千之助)を“内裏出禁”に。忠臣・藤原行成(渡辺大知)も「恐れながら、左大臣様は敦康様から多くのことを、奪いすぎでございます。敦康様がお気の毒でございます」「左大臣様がおかしくおわします」と苦言を呈した。

 さらに、三条天皇が提案した、三男・藤原顕信(母は源明子)(百瀬朔)の蔵人頭昇進を時期尚早と断り、顕信は失意の出家。源明子(瀧内公美)は道長に「あなたが顕信を殺したのよ」と激怒した。

 次回予告。道長は病を患い、窮地に追い込まれる。まひろに「おまえは、俺より先に死んではならん」――。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛〜僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。