ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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ワールドシリーズ

 米大リーグ・ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦を4-2で制し、2勝0敗とした。大谷翔平投手は「1番・DH」で出場したが、二盗を試みた直後に負傷。「左肩亜脱臼」と米メディアは一斉に報じた。一方、先発した山本由伸投手は6回1/3を投げ、1安打4奪三振1失点でWS初登板初勝利。大谷は“無言”で称賛した。

 大谷がいつも通りの行動を取った。試合終了からおよそ3時間。インスタグラムのストーリー機能を使い、山本が雄叫びを上げた画像を公開した。山本は大きく口を広げ、絶叫したシーンのようだ。

 試合後にインスタグラムを更新し、仲間を労ったり、自身への反響を投稿したりするのはいつものこと。この日は負傷しながら後輩の快投を称えたようだ。

 自身は4-1の7回1死走者なしで四球。盗塁を試みたが、アウトになった。その場でうなだれるように寝転がり、左腕を抑えながら悶絶。デーブ・ロバーツ監督が試合後の会見で「左肩亜脱臼」と説明したと米メディアは報じた。一方、山本は試合後の場内インタビューで「(大谷の)状態はわからないですけど、戻ってくることを信じています」と心配そうに語っていた。

(THE ANSWER編集部)