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 ◇ワールドシリーズ第2戦 ヤンキース 2ー4 ドジャース(2024年10月26日 ロサンゼルス)

 ヤンキースは26日(日本時間27日)に敵地で行われたワールドシリーズ(WS、7回戦制)第2戦に2-4で敗れ、2連敗となった。第3戦は28日(同29日)に地元ニューヨークで行われる。

 レギュラーシーズンで58本塁打、144打点の2冠に輝きながら、ポストシーズン(PS)で不振が続く3番・ジャッジは4打数無安打3三振。WSは9打数1安打6三振の惨状で、今PSの打率は.150まで落ち込み、40打数で実に19三振を喫している。

 ドジャースの先発・山本由伸投手に対しては、2つの空振り三振と右飛。レギュラーシーズンの6月の対戦ではヒットも記録したが、「彼は全ての球種を使いこなしていた。カーブとスライダーの組み合わせでうまく攻めて、直球を外角に配していた。メインとなるスプリットは後半になるまで見せなかったが、カーブやスライダーを低めに集め、うまく使いこなしていた」と解説しながら絶賛。連敗スタートに「ニューヨークで3試合プレーしてロサンゼルスに戻るだけだ」と巻き返しを誓った。

 また、「50本塁打対決」が期待されたドジャース・大谷翔平が走塁で左肩を亜脱臼したことがシリーズに与える影響を聞かれ、「僕にとってはタフなこと。この試合で最高の選手があんなケガをするなんて。無事に良い知らせが来ることを願っている」と気遣った。大谷がスライディングした場面に関しては「あまりよくは見えなかった。リプレーを見ると手首を少し強打したように見えた。どうなるのか心配だ。彼らがどのように発表するのか。ケガを見るのは好きじゃない」と心配そうだった。