震災30年「光の祭典」拡充 神戸ルミナリエ、作品大きく
阪神大震災の犠牲者を追悼するため来年1月24日〜2月2日に神戸市で開かれる光の祭典「神戸ルミナリエ」について、組織委員会は25日、主要作品の規模を前回から拡充すると発表した。「震災発生30年となる節目なので、開催の趣旨や神戸がどう復興してきたかを知るきっかけにしてほしい」としている。
震災が発生した1月17日に毎年、追悼行事がある「東遊園地」では、巨大な壁状の装飾作品「スパッリエーラ」の横幅を倍近い約78メートルに拡張。神戸港のメリケンパークではアーチ状の光の回廊「ガレリア」の長さを約10メートル伸ばし約79メートルにする。