報道陣へ説明する慶大野球部・堀井哲也監督【写真:町田利衣】

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「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日に開催

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日、都内で開催され、清原和博氏の長男、慶大・清原正吾内野手は育成でも名前が呼ばれず、無念の指名漏れとなった。慶大野球部の堀井哲也監督は「本人の今後、今の気持ち、まだシーズン中ということでまずはリーグ戦に集中したい。その先のことはまだ決まっていないと申しておりました」と進路について言及した。

 清原は、中学ではバレーボール部、高校ではアメリカンフットボールに所属し、野球から離れていたという特異な経歴の持ち主。大学進学後に初めて本格的に硬式野球へ取り組み、今春のリーグ戦から4番に定着。リーグ戦通算成績は29試合で打率.226(106打数24安打)、2本塁打、11打点、1盗塁。9月28日の明大1回戦でリーグ戦初本塁打を放つと、10月7日の東大3回戦で2号を放っていた。

 NPB通算525本塁打を誇る清原和博氏の長男としても注目を集め、この日の会見場には報道陣が約60人集結した。指名された際のみ登場する予定で、席は用意されていたものの、本人は登場することなくドラフト会議を終えた。

 全球団の指名が終わり、堀井監督が報道陣の姿を見せた。開口一番「まずは遅い時間まで大変多くの報道陣の皆さまにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。おそらく清原正吾の取材ということで、プロ志望届を出してから本当に多くの皆さまに注目していただきまして、本人も含めて、我々励みになりました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 続けて「本日のドラフトで指名がかないませんでした。そういう結果になりましたので、本人もその現実を受け止めて、今日は皆さまの前で本人がご挨拶することはありませんので私が代わりに、そういう状況と皆さまへの御礼を一言ご挨拶させていただきました」と一礼。清原の今後についてはその先のことはまだ決まっていないと申しておりました。これは雑談の中の話ですが、そのようにご理解いただければ」と説明した。(Full-Count編集部)