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 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われ、BCリーグ・埼玉武蔵の町田隼乙捕手(21)が阪神に4位で指名された。

 光明相模原時代は4球団から調査書が届いたが、ドラフトでは指名漏れ。埼玉武蔵では1年目から正捕手として実戦経験を積み、今季は51試合の出場で打率・323、5本塁打と活躍した。

 昨春から2年連続で阪神の2軍キャンプにブルペン捕手として参加して約1カ月、阪神のユニホームを着て、貴重な経験を積んだ。さらに昨秋のフェニックス・リーグでは、日本シリーズに向けて調整登板した青柳晃洋から2点本塁打を放つなど、旬を迎えつつある高卒3年目の若き大型捕手。

 また、町田にはどうしてもNPBに行きたい理由がある。高校、独立リーグと5年間もチームメートだった内野手の金子功児が昨年、西武から育成ドラフト4位指名を受けてNPBに進んだ。かつての仲間と再び同じステージにスケールたっぷりの大器が立つ。

 ◇町田 隼乙(まちだ・はやと)2003年(平15)4月3日生まれ、神奈川県出身の21歳。光明相模原では4球団から調査書が届くも、ドラフト指名漏れ。BCリーグ・埼玉武蔵では1年目から正捕手として実戦経験を積み、今季は51試合の出場で打率・323、5本塁打と活躍した。打撃力の高い大型捕手として注目される。1メートル86、88キロ。右投げ右打ち。