富士急車内で外国人グループが激しいダンス、乗客に迷惑行為か…動画投稿に法的措置も検討

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 山梨県内で富士急行線を運行する「富士山麓電気鉄道」(富士河口湖町)は、外国人とみられるグループが列車内でダンスを踊る動画がSNSに投稿されたと明らかにした。

 「車内での危険行為や迷惑行為を断じて容認しない」とし、法的措置を検討するとしている。

 同社によると、動画は複数のSNS上で投稿・拡散されている。今月16日、富士急行線富士急ハイランド駅から大月駅までを乗車した外国人約8〜10人のグループが撮影したとみられるという。

 動画では、列車の通路部分で動きの激しいダンスを踊り、周辺の乗客に手をさしのべるしぐさをしたり、通路を体で滑ったりしているほか、手すりで懸垂をするような様子も確認できる。

 同社の関係者が21日に投稿に気づいて判明。SNS運営会社に削除を要請するとともに、地元の富士吉田署に通報した。今後は車掌による車内の見回りを強化する。

 同社の担当者は「毅然(きぜん)とした対応をしていく。迷惑行為などを見かけたら係員に知らせてほしい」と話している。