バイエルンの控えGKウルライヒ photo/Getty Images

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バイエルンのゴールを守り続けるのは38歳のマヌエル・ノイアーだが、バイエルンを支えてきたベテランGKはノイアーだけではない。2015年の加入より、ノイアーのサブGKとしてチームのために働き続けてきた36歳のスヴェン・ウルライヒも忘れてはならない。

2020年に1度ハンブルガーSVに移籍していた時期があったが、1年でバイエルンに復帰。今季はまだリーグ戦とチャンピオンズリーグで1試合ずつ出場しただけだが、ノイアーを常にサポートしている。

バイエルンとウルライヒの契約は来夏までだ。ドイツのフロリアン・プレテンブルグ記者は、ウルライヒが来夏にどのような決断を下すのか注目している。ウルライヒの将来はノイアーの状態、さらに24歳と若いGKダニエル・ペレツがレンタル移籍に出るかどうかにも左右されるようで、ペレツの将来もノイアー次第だ。仮にペレツがレンタルでクラブを離れるならば、状況次第でウルライヒとの契約を1年間延長するプランもあるという。

ウルライヒはバイエルンで通算103試合をこなしているが、そのうちの約半分はノイアーが長期離脱していた2017-18シーズンのものだ。このシーズンは計47試合に出場したが、それ以降のシーズンはほとんどの時間をベンチで過ごしている。

出番こそ少ないが、ここ10年のバイエルンを支えてきた功労者でもある。ノイアーのサブを続けてきたウルライヒもまた、クラブにとって特別な存在と言えるだろう。