大谷vsジャッジの「飛びすぎ!ホームラン伝説」 2人には多くの共通点も 知ればワールドシリーズが面白くなる!
「イット!」では、知ればワールドシリーズが面白くなる“ソレ!”を紹介していきます。
23日の「ソレ!」は、大谷翔平選手とアーロン・ジャッジ選手、2人の“伝説”をお伝えします。
まず1つ、「非常に共通点が多い」こと。
共に「身長が大きい(大谷選手193cm・ジャッジ選手201cm)」、「年齢が近い(大谷選手30歳・ジャッジ選手32歳)」、「それぞれのリーグのホームラン王(大谷選手54本・ジャッジ選手58本)」、「愛犬家である」こと。
年俸は、大谷選手が10年で1015億円、ジャッジ選手も約9年で493億円となっています。
この2人の伝説対決で知っておきたいことをざっくり3つにまとめてみました。
それが「伝説のホームラン」、「伝説の神対応」、「伝説の褒め合い」です。
まずは、2人の「伝説のホームラン」を見ていきます。
まずは大谷選手、2024年7月の第30号ホームラン。
ドジャースタジアムのスタンドまでの距離120メートルをはるかに超え、看板の間をすり抜けて場外まで飛び、ドジャースタジアム史上2番目となる144メートルを記録しました。
そしてもう1本は、2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のオーストラリア戦でのホームラン。
ライトスタンドのさらに上、「大谷選手の看板」に直撃しました。
続いて、ジャッジ選手の2017年、プロ2年目のホームランを見ていきます。
オールスターのホームランダービーで放った伝説のホームランは、本来届くはずのない天井に直撃。
これはビルの17階の高さに匹敵する、52メートルです。
MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん:
今のホームランは僕、現地で取材して見ていました。もう、ボールがどこに飛んだかまったく分かりません。もう1つ加えると、この時、球場の外はハリケーンで、モニターが落ちて黒みになってしまっていた。ただ、ジャッジ選手がバッターボックスに入った時だけ雷が鳴らないという、これは現地に行っていたから分かる情報です。
MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん:
そのほかで見ると、このホームランよりも、個人的には2022年の第62号ホームランが歴史を塗り替えた1本。アメリカンリーグの記録で飛距離が全然飛ばないんですけど、メジャーリーグではジャッジ選手よりもたくさんホームランを打った人がいるんですけれども、それは「禁止薬物を使って打ったホームランだろう」と言われていて、そういうことが一切なく打った一番大きなホームランだと言われているので、やっぱりこの歴史的な1本が一番かなと思います。