「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」福井市女子中学生殺人事件で再審開始決定 一貫して無罪主張の前川彰司さんは7年間服役し出所

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38年前福井市で起きた、女子中学生殺人事件の有罪判決を冤罪だとして、弁護団が裁判のやり直しを求めた二度目の再審請求で、名古屋高裁金沢支部は再審開始を決定した。

この事件は1986年3月、福井市の市営住宅で、当時中学3年生の女子生徒が包丁で刺されて殺害されたものだ。

事件後逮捕された前川彰司さんは、一貫して無罪を主張していましたが、最高裁での有罪確定後前川さんは、7年間服役。

出所後に二度の再審請求をした。

名古屋高裁金沢支部は「無罪を言い渡すべき明らかな証拠と言える」として、裁判のやり直しを認める決定を下した。
(「Live News days」10月23日放送より)