金利低下で債務負担は持続可能な水準へ=オランダ中銀総裁

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[ニューヨーク 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は22日、高い政府債務水準によって生じた圧力が金利の低下により緩和されるはずだとの見通しを示した。

クノット氏はニューヨークで開催されたブルームバーグ主催のイベントで、「金利は再び低下しているため、債務返済はもう少し持続可能な水準になるはずだ」と指摘。

また、金融システムは、高いインフレ圧力に対処するために主要中央銀行が実施した金利の急上昇をうまく乗り切ったと評価した。