西田敏行さん 命日は「ドクターX」初登場の日だった…追悼放送にネット涙「ボロ泣き」「実感ない」

　虚血性心疾患のため17日に死去した俳優の西田敏行さん（享年76）をしのび、テレビ朝日「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の特別編が22日に放送された。西田さんが初登場した第2シリーズ（2013年）の第1話と、ドラマ最終シリーズとなった第7シリーズ（2021年）の蛭間の過去が明らかになった第2話を放送。SNSでは「亡くなったのがいまだに信じられない」「西田さん見ただけでボロ泣き」と悼む声が上がった。

　西田さんは同シリーズで主人公・大門未知子（米倉涼子）を目の敵にする病院院長・蛭間重勝を熱演。2013年放送の第2シリーズから、12月6日に公開されるシリーズ完結作の映画「劇場版ドクターX　FINAL」まで11年にわたって“腹黒くも愛嬌のある唯一無二のキャラクター”を完璧に演じ、シリーズを盛り上げた。

　この日放送された第2シリーズ第1話の本放送は2013年10月17日。番組冒頭では「西田さんが旅立たれた10月17日、くしくもこの日は11年前、西田さん演じる蛭間重勝が『ドクターX』に初めて登場した日でした」と紹介された。

　11年前の西田さんの姿に、SNSでは「西田さんの役はやっぱ西田さんにしかできない」「ドクターX見てるけど涙が出ます　西田さん〜」「蛭間は憎めなくて好きだったなぁ」「面白いんだけど、悲しいなぁ　西田さんが出てくる度もういないというのが信じられません」「西田さん亡くなった実感まだなさすぎる」「本当に西田さん亡くなってしまったの悔やまれる」「やっぱり西田敏行という俳優は偉大だったな」「西田敏行さん居なかったらドクターXじゃないよ」などのコメントが続々と書き込まれた。

　番組冒頭では、今月8日に撮影した西田さんの在りし日の映像も流れた。西田さんは「私が選んだのはシーズン2の第1話でございます。私が初登場ということで、まあかっこいい出方でありました。今でもVTR見ると素晴らしいなあといつも感動しております。私の登場が、ですよ」と茶目っ気たっぷりに自身のおすすめ回を紹介。「それでは私が選んだ『マイベストX』ご覧くださいませ」と笑顔でメッセージを送っていた。