「チームには不満と絶望が…」今季フェネルバフチェ就任のモウリーニョ監督に早くも暗雲?OBからは失望の声「何も変わっていない」

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フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督に対しては、失望の声もあるようだ。イギリス『ミラー』が報じている。

モウリーニョ監督は今シーズンからフェネルバフチェの指揮官に就任。これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリーなどで数多くのタイトルを獲得してきた世界的な指揮官の到来を、熱狂的なトルコのファンは大歓迎していた。

スュペル・リグ開幕から5試合無敗と期待通りのスタートを切ったフェネルバフチェ。しかし、第6節のガラタサライ戦で宿敵相手にホームで1-3の敗北を喫すると、徐々に雲行きが怪しくなり始めている。

そんな中で、21日に行われたスュペル・リグ第9節のサムスンスポル戦。チームは2度リードしながら試合終了間際に痛恨の失点で追いつかれてしまい、2-2のドローに終わった。

試合後の会見では、モウリーニョ監督が記者たちに対して「トルコがどういう国かわかってきた。いつもプレーしない選手について聞かれる」と不満を明確にする場面もあり、クラブを取り巻く雰囲気は悪化しつつある。

こうした中、フェネルバフチェOBである元トルコ代表GKのヴォルカン・デミレル氏は、トルコ『Fanatik』にてモウリーニョ監督への失望を隠さず。チームに成長が見られていないと辛辣なコメントをしている。

「現在、フェネルバフチェのチームは不満と絶望が入り混じっている。なぜ不満か? 彼らが置かれている環境のせいだ。なぜ絶望か? 我々は皆、何かを期待していた。モウリーニョ監督に期待していたし、新加入選手にも期待していた」

「インターナショナルマッチウィークが終わってからの様子を見ようと言われてきたが、現時点では何も変わっていない。だから、明らかにこれはこのまま続くだろう。変化、変動が見られるか見守っていたが、それは起こらなかった」

「ホームとアウェーの試合のゲームデザインに変化が見られていない。そして、2-1でリードしているとき、フェネルバフチェのようなチームが7人で守備をしている。それは大きな疑問だ」

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