Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、10月21日の第1試合に出場する4選手を発表した。人気ママ雀士が2人、剛腕雀士が2人と、キャラが対照的な組み合わせが実現。トップに引き寄せるのは優しい母の笑顔か、それとも豪傑の鋭い眼差しか。

【映像】ママ雀士VS剛腕雀士(生中継)

 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)は、家庭もチームも和ませる明るいママ。試合中にも感謝を忘れない謙虚さは麻雀界でも有名なところだ。麻雀に関しては、以前の守備メインから、かなり攻撃の時間を増やしているが、現在チームはまさかの最下位。ここは起爆剤となる1勝が欲しい。

 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)も、子育てをしつつトップ選手として活躍を続ける一人。Mリーグの舞台では、あまり家族の話が出ない分、自身のSNSなどで家族のシーンが紹介されると、そのギャップが刺さるファンも多いようだ。第2の家族ともいえるチームでも中心的な存在だが、まずは個人成績のマイナスを消すところから始めたい。

 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)は長く「卓上の暴君」と名がつくほど、麻雀中の迫力はすさまじい。試合前のルーティンとして、黙々と1人ツモっては切るを繰り返す姿は、まさに戦う者といった雰囲気だ。家庭では妻に頭が上がらないところは、過去に紹介されているが、相手が他人の妻ともあれば関係なし。麻雀で容赦なく攻め立てる。

 BEAST X・鈴木大介(連盟)も昨年からMリーグ入りし、剛腕のイメージがすっかり定着した。昨年後半、少し余計なことを考えすぎて調子を落とした分、今年はすっきり割り切って自分のスタイルを貫くと決めている。ここぞというアガリでは、瀬戸熊のトルネードツモに匹敵するほど、迫力十分に牌を叩きつける。

【10月21日第1試合】

渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)
BEAST X・鈴木大介(連盟)
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)

【10月18日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +258.9(18/96)
2位 赤坂ドリブンズ +156.6(18/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +142.7(18/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +119.1(18/96)
5位 U-NEXT Pirates +1.7(16/96)
6位 TEAM雷電 ▲55.9(18/96)
7位 BEAST X ▲153.1(18/96)
8位 EX風林火山 ▲206.4(18/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲283.6(18/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)