ドジャース・大谷(提供・共同通信社)

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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース−メッツ」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平選手は3点リードの四回、第3打席で捕邪飛に倒れた。崖っぷちに追い込まれているメッツは、まだ試合中盤に入ったところでクローザーを投入する奇策に出た。

 ディアスは第5戦で八回から2イニングを抑えてゲームを締めていた。大谷とも対戦し、空振り三振に仕留めるなど圧巻の投球を見せていた。大谷から始まる上位陣に対してクローザーをぶつけてきたメッツベンチ。大谷は初球を打って捕邪飛に倒れた。

 この日は天敵左腕のマナエアに対し、初回の第1打席では追い込まれながらも、変化球を捉えて中前打で出塁した大谷。第2打席では空振り三振に倒れたものの、三回にエドマンが2ランを放ってマナエアをKO。さらにスミスにも2ランが飛び出すなど一挙4点のビッグイニングを作ったドジャース。4年ぶりのワールドシリーズ進出へ、着実にゲームを進めている。