左でキャッチボールする湯浅(撮影・山口登)

写真拡大

 阪神・湯浅京己投手(25)が15日、再起を期した。2年間チームメートとしてもプレーした藤川新監督の就任。「去年と今年、何もできていないので、来年こそはというのもありますし。監督どうこうじゃなく、リハビリをしっかりやって、しっかりアピールして頑張りたい」と意気込んだ。

 22年は最優秀中継ぎに輝き、23年は守護神としてスタートしたが、度重なるけがに泣かされた。今季は8月末に「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」を受け、現在リハビリに励んでいる。

 守護神として活躍した藤川監督は、引退後のSA時代にキャンプなどでアドバイスをくれることもあったという。「いろいろなものを持っている方だし、話していてもすごく勉強になったので、いろいろ聞いて学びたい。自分自身が成長できるように聞けることは聞きたい」。来季こそ完全復活を遂げ、新監督の下で躍動する。