Image: Lionsgate

2023年10月4日の記事を編集して再掲載しています。

本物すぎたってことですね。

ホラー映画の『ソウ』シリーズ、好きな方もいますが、絶対に見れないという方も多いと思います。これまで10作が公開されていますが、猟奇連続殺人鬼が死のゲームをおこない、みな生き残るために自分自身を切り裂いたり、凄惨な方法で死を受け入れる様子が描かれている人気ホラー映画です。残忍な内容を制作する側には、結構おもしろい撮影秘話があるようです。

拷問で人が死んでいる!と警察を呼ばれてしまった

『Saw X』のKevin Greutert監督は、NMEのインタビューで、助監督が撮影時に警察に通報されたことを告白。Fornさんは、上の画像にある目を掃除機で吸うというグロテスクなシーンの音響を作っていたところ、その音量が原因で隣人が警察を呼んだとのこと。

「玄関のカメラに警察がやってくる様子が映し出されていました。助監督がドアを開けると、警察が『近隣住人がここで誰かが拷問されて殺されていると通報があった』と話している様子でした。助監督は『実は、映画の制作中なんですが...。中に入って見てみますか?』と返答したんです」と話すGreutert監督。

いい仕事をしている証拠

運良く警察は冷静に受け止め、笑い飛ばしてくれたとのこと。叫び声が「かなりリアルだったに違いない」と話しています。続けてGreutert監督は「警察は『見たいけど...大丈夫です』と言ったそうです。かなりおもしろい話ですよね。しかも助監督はとても穏やかな人です。拷問シーンを作っていて、拷問がおこなわれていると通報があったことがわかった時の助監督の顔を想像すると笑ってしまいます」とコメントしています。

音響はどんな映画であっても重要な要素。ホラー映画では特にです。近隣住人が心配するほど本物に近かったということは、みなさんいい仕事をしているということですよね。