サー・アレックス・ファーガソン氏の監督退任以降、マンチェスター・ユナイテッドが苦しんでいることが分かる数字の一つなのかもしれない――。

 29日に開催されたプレミアリーグ第6節でトッテナムをホームに迎えたマンチェスター・Uは、MFブルーノ・フェルナンデスの退場によって数的不利に陥ったことも影響し、0-3の完敗を喫した。

 データサイト『Opta』によると、ファーガソン監督退任以降、マンチェスター・Uはプレミアリーグで424試合を消化しているが、3点差以上で負けたのは23試合目だという。これに対し、プレミアリーグ1035試合で指揮を執ったファーガソン体制において、3点差以上での敗戦はわずかに22試合だったようだ。

 なお、ファーガソン監督退任以降、プレミアリーグでのタイトルはなく、今季は第6節終了時点で2勝1分け3敗の12位。首位リバプールとの勝ち点差は、すでに8と広がっている。