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 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が24日(日本時間25日)、本拠でのパドレス戦の試合前にメディア取材に対応。右肘手術からリハビリを進めている大谷翔平投手(30)の投手復帰について言及した。

 指揮官は大谷との今後の投手復帰に関する話し合いについて「ミーティングは)まだ行われていない。近日中に今後について話し合う予定」とした。

 その上で「(今秋、登板の可能性は)あるとは思わない。まったくあり得そうにない」とプレーオフ期間の試合での登板を否定。ただ、「今後、1、2週間を見極めるためのミーティングは必要だ」と今後のスケジュールのために話し合いが必要とした。

 続けて「我々は岐路に立たされていると思う」とし、「両方に対する議論がある。シャットダウンして休むべきという意見があれば、オフに入る前に打者に対峙して積み重ねるべきという意見もある。それはトレーニングスタッフ、ドクターの判断にも委ねられる」と語った。

 蓄積疲労の観点、さらにはチームにとって2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ制覇がかかるポストシーズンに集中するためリハビリを軽めに抑えるか、一方で来季に向けて10月もリハビリを継続し、練習で打者相手に投じるべきか、両方の意見があるとした。

 チームのアンドルー・フリードマン編成本部長はスポニチ本紙の取材に大谷の投手としての今季中の登板はないと明言している。