小泉進次郎氏の地元!横須賀市出身のサッカー選手「最強の5人」

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総理大臣を務める岸田文雄総裁の任期満了に伴い、 9月12日(木)〜27日(金)の日程で行われる自民党総裁選。

次期総裁の有力候補の一人と言われる43歳の小泉進次郎氏は、神奈川県横須賀市の出身だ。

海軍の街として知られる横須賀だが、サッカーでもこれまで何人もの名選手を生み出してきた。そこで、その中でも代表的な5選手を紹介する。

寺田周平

1975年6月23日生まれ

2000年代、箕輪義信、伊藤宏樹とともに「川崎山脈」と評される強力3バックを形成した189cmの元日本代表センターバック。

日産FCジュニアユースから横須賀高校、東海大学を経て、1999年にJ2の川崎フロンターレへ加入。当時にしては珍しい長身ボランチだったが、度重なる怪我もありセンターバックへ転向した。

2004シーズンに28歳でスタメン定着を果たすと、チームも圧倒的な強さで5年ぶりのJ1復帰を実現。寺田は昇格後も安定したパフォーマンスを発揮し、2008年5月には32歳と339日で日本代表デビューを飾っている。

2010年に川崎で現役を引退。指導者の道へ進み、2020年からコーチとして鬼木達監督をサポートしたのち、今年J3の福島ユナイテッドFCの監督に就任している。

石川直宏

1981年5月12日生まれ

Jリーグ史に名を残したスピードスター。

中学時代から横浜F・マリノスのアカデミーで過ごし、2000年にトップチーム昇格。当時世代別代表として期待されていたが出場機会に恵まれず、直訴の末に2002年4月、FC東京へ期限付き移籍した。

この年就任した原博実監督のもと、新天地で水を得た魚のようにハイパフォーマンスを見せると、2003年8月に佐藤由紀彦とのトレードのような形で完全移籍。以降、日本代表6キャップを記録しつつ、FC東京を象徴する選手になっていった。

J1で15ゴールを決めた2009シーズンには、一時アンストッパブルな活躍ぶりを披露。しかし怪我もあって徐々に成績を下げ、2017年に現役を引退。現在はFC東京でコミュニティジェネレーターを務めている。

谷口博之

1985年6月27日生まれ

石川同様、横須賀の横浜マリノスジュニアユース追浜、横浜F・マリノスユースで成長してプロ入り。ただ、谷口博之の場合はトップ昇格の声がかからなかったため、当時J2の川崎フロンターレへ加入した。

元々は攻撃的な選手だったが、身長182cmで体の無理が利くタイプだったこともあり、プロ2年目にボランチとしてブレイク。攻撃サッカーを武器にJ1の2位に入った川崎で自身も13得点を挙げ、中村憲剛とともにチーム初のJリーグベストイレブンに選出された。

世代別代表にも定着し、2008年の北京五輪に出場。ただ、反町康治監督のもとで本田圭佑や香川真司を押さえてトップ下で起用されたものの結果を残せず、チームもグループステージ3連敗に終わっている。

その後、横浜F・マリノス、柏レイソルを経て、サガン鳥栖で2019年に引退。現在は鳥栖でスカウトを務める。

伊東純也

1993年3月9日生まれ

横須賀市出身で「最高のフットボーラー」は現状この選手だろう。

地元の横須賀シーガルズジュニアユースから逗葉高校を経て神奈川大学へ進学。4年次には42試合で27ゴール18アシストという破格の結果を残しチームを関東1部リーグ復帰に導くと、2015年に加入したヴァンフォーレ甲府でもプロ1年目からインパクトを残した。

1年で柏レイソルへ引き抜かれたスピードスターは、サイドアタッカーへコンバートされたことでさらに覚醒。Jリーグを代表する選手となり、2018年に移籍したベルギーの地でも快進撃は続いた。

森保一監督率いる日本代表でもカタールワールドカップ予選から主力に。今年1月のアジアカップ期間中に性加害疑惑が報じられチーム離脱を余儀なくされたものの、今月嫌疑不十分で不起訴となった。9月の日本代表復帰が注目される。

福井太智

2004年7月15日生まれ

最後は、期待も込めて20歳の福井太智をピックアップ。

サガン鳥栖で若くしてプロデビューをしたことで知られる福井だが、出身は横須賀市(当時は久里浜FCでプレー)。小学3年の時に父親の転勤で佐賀県へ引っ越し、サガン鳥栖U-12へ加入した。

高校1年の2021年3月、16歳7カ月16日でYBCルヴァンカップに出場すると、翌2022年3月にはプロ契約。そして、その年の9月にはドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに2023年1月から完全移籍することが発表された。

日本代表揃い!横浜市出身のサッカー選手「最強のベストイレブン」はこれ

バイエルンではセカンドチームで出場経験を積んだのち、2024年1月にポルトガル1部のポルティモネンセへ期限付き移籍。今季も買取オプション付きで同じくポルトガル1部のアロウカへ貸し出されている。