カブス・今永昇太(C)Getty Images

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カブスの今永昇太投手は24日(日本時間25日)、敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ戦に先発登板。7回99球4安打2失点3奪三振の好投で、今季10勝目を挙げた。また、「3番右翼」で出場した鈴木誠也外野手は5打数3安打4打点の猛打爆発。2打席連続アーチと適時三塁打で今永を強力援護、試合は14-2でカブスが大勝した。
米データ会社『OptaSTATS』は、この日2人が成し遂げた日本選手初の記録に注目している。

■鈴木誠也が2打席連発、17号18号でカブス大勝

カブス・鈴木誠也(C)Getty Images

今永は序盤3回まで、相手打線を無安打無失点に抑える上々の立ち上がり。4回裏と5回裏にコナー・ノルビー内野手、デビッド・ヘンズリー外野手にソロ本塁打を浴びたものの、要所を締めて安定感のある投球を見せた。この日は、7回99球4安打2四球3奪三振2失点の好投。打っては、鈴木が先制17号アーチと追加点の18号2ラン、さらにはダメ押しの適時三塁打と大暴れで、チーム17安打14得点の大勝。今永の今季10勝目を大きく後押しした。
米データ会社『OptaSTATS』の公式Xによると、「同一チームの日本選手が1試合で3本以上の長打を放って、勝利を挙げたのはメジャー史上初の記録」とのこと。「ショウヘイ・オオタニがこれをひとりで成し遂げたことはない」と、本当にやりかねないジョークも添えられている。
また、今永のメジャー1年目での二桁勝利は、昨季の千賀滉大に続いて日本選手9人目の記録。勝利数最多は、ダルビッシュ有と前田健太の16勝。残り1カ月でどこまで迫れるか、今永の快進撃は止まらない。