レイズ戦の9回、サヨナラ満塁本塁打を放つ大谷。メジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁」を達成した(提供・共同通信社)

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 「ドジャース7−3レイズ」(23日、ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平選手がサヨナラ満塁本塁打を放つなど、5打数2安打1本塁打、1盗塁で日本人初となる40本塁打−40盗塁の偉業を達成。劇的な達成にNHKBSの中継で解説を務めた岩村明憲氏は「もはや神」とたたえた。

 九回の攻撃がつながっていく際に、「2死満塁で大谷選手に打席が回ってくる」と予言していた岩村氏。先頭のスミスが死球を受けて出塁すると、続くエドマンが中前打でつないだ。ロハスが送りバントを決め、2死二、三塁から代打・マンシーが四球を選んで予言が現実のものとなった。

 そして初球を右中間スタンドへ。「大谷選手は、スーパースターというより、もはや神」と称賛を惜しまなかった。「これからは50−50を目指して。いろんな挑戦をみせてほしい」と岩村氏。MLB史上初の偉業へ期待を込めていた。