米シカゴで開催中の民主党全国大会最終日、大統領候補の指名受諾演説を行うカマラ・ハリス副大統領(2024年8月22日撮影)。(c)Mandel NGAN / AFP

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【AFP=時事】米国のカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領は22日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での停戦実現を誓った。

 民主党の大統領候補指名を正式に受諾したハリス氏は、「今こそ人質解放と停戦合意を成立させる時だ」と述べ、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領と共に「イスラエルの安全確保と人質解放に向けて、ガザの苦しみを終わらせ、パレスチナ人の尊厳、安全、自由、自己決定権の実現に向けて、この戦争を終わらせるべく取り組んでいる」とした。

 ハリス氏は、イスラム組織ハマス(Hamas)が10月7日のイスラエルへの奇襲攻撃で「言葉にできない」暴力を引き起こし、それがイスラエルの攻勢を誘発したと発言。一方で、ガザの壊滅的な状況は「胸が痛む」とも述べた。

 その上で、「私はイスラエルの自衛権を常に支持し、イスラエルが自衛力を持ち続けることを常に保証する」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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