ダイハツの「“ランクル”軽トラ」!? まさかの“顔面刷新”で「“農道”のランクル」に!? 「fusion 500ZX」の正体とは
まさかの「”ランクル”軽トラ」とは?
毎年、アッと驚くカスタムカーが多く展示される東京オートサロン。2024年に開催されたオートサロンでも数多くのカスタムカーが会場を彩っていたなかで、軽トラックをベースとしたものも多く展示されていました。
特に迫力のフロントマスクで来場者の目を惹いていたのが、軽自動車のカスタイマイズ・チューニングを手掛ける「Spiegel(シュピーゲル)」が展示した「fusion 500ZX」と名付けられたモデルです。
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fusionとはシュピーゲルのエアロパーツブランドで、スズキ「エブリイ」用や「ジムニー」用がラインナップされていますが、今回は「ハイゼット/ハイゼットジャンボ」用にリリースしたもので、トヨタのキングオブオフローダー「ランドクルーザー300」を思わせる迫力のフロントマスクが最大の特徴。
純正のハイゼットとランドクルーザー300は全く異なるフロントマスクを持っているため、一見するとかなり大掛かりなカスタムが施されているようにも思えますが、実はグリル一体型のフロントバンパーを交換しているだけで、細かな部分は塗り分けだけで表現しているのです。
またこのフロントバンパーは、ここまで異なるデザインとしていながらも純正バンパーと変わらない寸法で、全長だけでなく、バンパーの上下方向の大きさも純正バンパーと同サイズとしているため、バンパーを交換したことで路面と干渉しやすくなるといったデメリットも発生しないのも大きな特徴と言えるでしょう。
このバンパーはランドクルーザー300のZXグレードを再現したデザインとなっているため、ランドクルーザー300と同じ塗り分けにするのはもちろん、バンパー全体をマットブラックで塗ることで、「RAV4」のオフロードパッケージIIのような無骨でワイルドな仕様にするのも可能。
それ以外にもユーザーがオリジナルの塗り分けを行うことで、オンリーワンのフロントマスクを演出することができるというのも面白いところ。
このバンパーの価格は19万8000円(税込)となっていますが、ここまでイメージを一変できるのであれば高い買い物ではないとも言えそうです。
なお、オートサロンに展示された車両には40mmのリフトアップはシートカバーの取り付け、タイヤホイールの交換などがなされていましたが、迫力のフロントマスクなだけにリフトアップだけでなく、ローダウンも似合いそうな雰囲気。
適合車種はハイゼット・ハイゼットジャンボのほか、OEMモデルとなるスバル「サンバー」やトヨタ「ピクシストラック」もOKとなっています。