“11年ぶり”復活! マツダ「ロータリー搭載車」に大反響! 「スポーツカー」風な流麗ボディ&“画期的なユニット”搭載! ガバっと開く“観音開き”な「MX-30」に熱視線!
マツダのロータリー復活に反響集まる
2023年11月に、11年ぶりのロータリーエンジン搭載車として、マツダ「MX-30 Rotary-EV」がデビューしました。
ファンも多いロータリーエンジンの復活に、ユーザーから多くの反響が集まっています。
ロータリーエンジンはマツダが初めて量産化に成功したエンジンで、その技術は軽量・小型であること、そして低振動・低騒音・高出力を特徴としています。
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2012年に「RX-8」の生産終了後も、マツダはこのエンジンの技術開発とアフターケアを続けており、今回のMX-30 Rotary-EVに発電機として搭載されることで、見事にその技術が蘇りました。
MX-30 Rotary-EVは、2020年に発売された「MX-30」(マイルドハイブリッド/EV)に新たに追加されたPHEV(プラグインハイブリッド)モデルです。
環境への配慮を重視しつつ長距離ドライブも楽しみたいユーザー向けに設計されています。
普段はEVモードでの走行が可能で、遠出の際にはロータリーエンジンが発電を行い、バッテリーを充電することで長距離移動をサポートすることで、日常使用と遠距離移動の両方に対応できる高い利便性を提供しています。
ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1595mm、ホイールベースは2655mmとなっており、既存のMX-30と大きな違いはありません。
外観は流れるようなボディラインと観音開きのフリースタイルドアを採用し、エレガントなデザインが特徴です。
一方、内装には従来のホワイトとブラウンに加え、新たにブラックが追加され、スタイリッシュで洗練された雰囲気を醸し出しています。
機能面では普通充電と急速充電の両方に対応し、1500Wの給電機能を備えています。
また、EVモード・ノーマルモード・チャージモードの3つの走行モードを搭載しており、さまざまなドライブシーンに応じて選択が可能です。
安全機能も充実しており、前側方接近車両検知やスマート・ブレーキ・サポートなど、最新の安全技術を装備しています。
パワーユニットは、発電用のロータリーエンジンと17.8kWhのリチウムイオンバッテリー、50リッターの燃料タンクを組み合わせたマツダ独自のシリーズ式プラグインハイブリッドシステムを採用しており、これを前輪駆動(FF)で駆動します。
このシステムにより、EVモードで最大107kmの走行が可能で、ロータリーエンジンによる発電でさらに長距離のドライブにも対応しています。
さらに、「Edition R」という特別仕様車もラインナップされており、黒を基調とした内外装に、ルーフサイドにはマローンルージュメタリックの差し色が加えられています。
フロアマットやシートのヘッドレストにはローター形状のバッジやエンボス加工が施され、特別感を演出しています。
MX-30 Rotary-EVの価格(消費税込)は、423万5000円から491万7000円となっています。
そんな画期的なユニットを搭載した同車にネット上では、「ロータリーはマツダの誇りなので、引き続き頑張ってほしい」「昔と用途を変えてでもロータリーを続けるんだというマツダの執念を感じていいね」「やっぱりロータリーはロマンある」など、ロータリーファンから復活したことを賛美するコメントが多く寄せられています。
また「観音開きの新鮮さ。特に1人/2人乗り時の使い勝手のよさはかなりイイよ」「ロータリーサウンドは1ローター独特の音で、高回転まで回るわけではないのですが、それでも今のこの時代にロータリーエンジンを身近に感じられるのが最高」「EVですが、クセが全く無くて乗りやすい」など、所有されているユーザーからのリアルな意見も。
一方で「モビリティショーでみたICONIC SPはいつ出してくれるのだろう」「そろそろロータリースポーツカーを発表してほしい」など、往年のロータリースポーツカーの復活を望む声も多く見られました。