世間はコストコに助六を求めるのか? 『助六寿司(シーフードサラダ)』は正統派のいなり&巻きずしセットだった(ボリューム以外は)
田舎巻、シーフードサラダ巻、そして稲荷寿司。スーパーでも見かける定番惣菜のコストコバージョン、それが『助六寿司(シーフードサラダ)』です。
イベント感がないので盛り上がりには欠けますが、逆に言えば、安心して買って帰れるやつですよ!
『助六寿司(シーフードサラダ)』の価格・内容量は?
こちらがコストコで販売されている『助六寿司(シーフードサラダ)*』(品番:94527)。稲荷寿司と巻き寿司(2種類)とセットになって、お値段は1,580円(税込)です。いやぁ、コストコで助六(すけろく)ですかぁ。
*英語名:SUKEROKU SUSHI SF SALAD
「助六寿司」は、稲荷寿司と巻き寿司を詰め合わせたものを指す言葉。今回のラインナップは下記のとおり。
田舎巻……8切シーフードサラダ巻……8切稲荷寿司……8個ちなみに重量は全体で1,000gほど(編集部にて計量)。1個(1切)あたり42gという計算になります。
スーパーで見かける定番惣菜の安定感
スーパーでもよく見かける、定番惣菜ですね〜。コストコに来たというお祭り感はないものの、味の想像ができるので、安心してカートインできます。
ちなみに、今回のラインナップのうち、田舎巻は『恵方巻』に入っていたことがありますし、シーフードサラダ巻は『バラエティロール寿司』の海鮮サラダ巻に似ています。
それぞれどんな味?
「田舎巻」は基本的な具材で間違いない味
田舎巻の具材は玉子焼、しいたけ、ごぼう、にんじん、きゅうり、かんぴょう、高野豆腐、おぼろ。
甘酸っぱい酢飯で、おぼろのコクのある甘みが引き立ちますね。各具材の食感の違いなども楽しく、とても充実感のある食べごたえです。まさに安心・安定の一品。
「シーフードサラダ巻」は魚介の食感が楽しい
シーフードサラダ巻の具材は、マヨソースで和えたシーフードサラダのほかに、えび、レタスとなっています。
シーフードサラダに入っているいかとか貝っぽい具材のムチムチ、コリコリとした食感と、えびのシャクッとした歯ごたえが楽しい。マヨソースが、魚介のクセをまろやかにまとめてくれて、とても食べやすいですよ。
「稲荷寿司」はものすごくシンプル
稲荷寿司は、稲荷揚げがとても明るい色合い。メルマガによると「伊勢地方の黄金色の稲荷揚げ」を使用しているんだとか。
厚みのない稲荷揚げは甘めの味付けで、そこそこのジューシー感。ただ、酢飯とのバランスでいうと、ちょっと物足りないボリュームなんですよね(酢飯が勝ってしまう)。しかも、酢飯には具材が入っていないため、味が単調に感じられます。
というわけで稲荷寿司は、巻物と比べると満足度は低めかな。主役としては厳しいけど、箸休め的な位置づけならアリといいますか…。
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『助六寿司(シーフードサラダ)』は、稲荷寿司がだいぶ地味ではありましたが、3つの味を楽しめるセットとしては、十分に及第点ですよ〜。
カロリーは?
カロリーもチェックしておきましょう。
『助六寿司(シーフードサラダ)』は、100gあたり153kcal(炭水化物 26.2g、食塩相当量 1.27g)です。1パック(1,000gと想定)の総計は1,530kcal。
1家族(4人を想定)で消費(1パックを完食)する場合は、1人あたり6個(田舎巻 2切、シーフード巻 2切、稲荷寿司 2個)で252g、カロリーは386kcalとなります。お召し上がりの際の目安にしてください。