Natureは7月5日、累計65万台を販売したスマートリモコン「Nature Remo」の新モデル「Nature Remo Lapis」を発売しました。価格は7980円(税込)。

“海辺の石”を模したデザイン

Nature Remoは、本体がインターネットに接続し、スマートフォンやスマートスピーカーからの入力で赤外線により家電を操作できるスマートリモコン。センサーの反応やタイマー、スマホのGPSをトリガーにした機器動作のオートメーションが設定できます。

新モデルは「Life with Nature」(自然と調和するデザイン)をコンセプトに、“海辺の石”を模したデザインを採用。実際の石を3Dスキャンしてシルエットやテクスチャを再現しています。成形の過程で5種類の素材が混ざり合い、異なる色の斑点や線が生み出されることから、同じものが二つとないユニークな外観になっているのが特徴です。

エアコンの節電機能を搭載

ユーザーのエアコン利用傾向や節電意向を基に、「オートエコ」「コスパ起動」「消し忘れアラート」の機能で節電を支援します。

オートエコは、アプリから3段階で設定した節電強度に合わせて、1日当たり2時間から8時間のエアコンの自動制御を行う機能。ユーザーのエアコンの利用状況を分析して自動で節電タイミングを計画する他、節電の結果やユーザーによる手動の温度設定に基づいて暑い・寒いを判断して制御を最適化します。

コスパ起動は、エアコン起動のオートメーションを利用する際、Nature Remoが室温をチェックしながら段階的にエアコンの設定温度を変更する機能。エアコンを急速に冷やしたり暖める必要がない場合に、ゆっくりと温度を変更して節電します。

消し忘れアラートは、今夏のリリースを予定している機能。家に誰もいない状態で一定時間以上エアコンがついている場合に、スマホへプッシュ通知を送ります。

健康管理機能を実装へ

今後、健康管理機能の実装も予定しています。「熱中症アラート」は、Nature Remoのある部屋の温度と湿度が一定水準以上になると、熱中症の危険レベルが高いとしてスマホへプッシュ通知を送る機能で、今夏リリースを予定しています。「快適指数表示」は今冬リリース予定の機能で、部屋の快適指数を表示して適切な室内環境かどうかを見える化します。「バイタルデータ連携」は、ウェアラブルデバイスと連携して、ユーザーのバイタルデータを基にエアコンの制御を最適化する機能。こちらは2025年のリリースを予定しています。

接続デバイスを拡充

接続デバイスの拡充も特徴のひとつ。スマートスイッチ「SESAME bot」への対応に続き「SESAME Bot 2」への対応を予定している他、Matter規格のDoor Lockタイプ、スマートロック「Qrio Lock」に対応。Matter経由で接続できるデバイス数は、従来の3台から20台へ大きく増加しています。

製品提供:Nature