米パラマウント、ストリーミング事業の合併巡り協議=CNBC
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Dawn Chmielewski
[1日 ロイター] - 米メディア大手パラマウント・グローバルは、同社のストリーミング事業「パラマウントプラス」の合併を巡り、同業他社と協議を進めている。CNBCが1日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
市場が飽和状態になるとの懸念から、メディア各社はストリーミング事業の統合や顧客を確保するための値下げを余儀なくされている。
パラマウントはストリーミング事業の合併を巡る他社との協議により、パラマウントプラスの存続可能な事業形態を判断する意向だ。
CNBCによると、米メディア大手ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーが同社のストリーミング事業「マックス」をパラマウントプラスと統合する合弁事業について、関心を示している。
また複数のメディア企業幹部は非公式に、米ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャストのストリーミングサービス「ピーコック」とパラマウントプラス、マックス、ウォルト・ディズニーが最終的に単一アプリケーション内のプログラミングで提携するとの見通しを示したという。ストリーミングの最大手ネットフリックスに対抗するためだ。
パラマウントとワーナーはこの報道についてコメントしなかった。
パラマウントのストリーミングサービスは契約者数が7100万人余りと、ネットフリックスの2億6960万人やワーナーの9960万人を下回っている。