鶏もも肉は業スーの冷凍2kgパックでOK! 『上州高原どり 若どりもも肉』を煮て炒めて食べてみた
業務スーパーで買える鶏肉といったら冷凍版『上州高原どり 若どりもも肉』は鉄板の選択肢でしょう。
国産鶏もも肉が2キロ入り。冷凍庫のスペースを取りますし、解凍の手間もかかるものの、肉質はばっちり優秀です。クオリティと活用度の高さのおかげで、余らせる心配なくチョイスできる一品ですよ。
『上州高原どり 若どりもも肉』の価格・内容量は?
『上州高原どり 若どりもも肉』は1,598円(税込、税抜1,480円)。内容量は2kg。原産地は群馬県。加工者は朝びき若鶏(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
ちなみに『上州高原どり』シリーズは主に東日本エリアで取り扱っている商品。西日本エリアの店舗ではたまに見かけるぐらいですね(西日本エリアは『吉備高原どり』シリーズがメイン)。
コスパは?
コスパ(単価)は100gあたり約80円。一般スーパーの国産もも肉は今だと120円/100g程度。十分安めの商品と言えます。
ちなみに『上州高原どり 若どりもも』(2kg・1,922円・約97円/100g)という、ほぼ同名の生鮮品もあります。冷凍の本品のほうが安めですけど、鶏肉は時期によって価格変動が激しいので、いずれの価格も参考程度にどうぞ。
解凍時間長め・ドリップ多めで手間がかかる
もも肉が6枚〜7枚ほど入っています(1枚あたり280g〜330g程度)。肉同士が重なって冷凍されたタイプ。大きな皿に移して冷蔵庫に入れて、だいたい一晩(6〜7時間)も待てば、1枚ずつに剥がすことができます。
西日本で見かける『吉備高原どり 若どりもも肉』は解凍時のドリップが少なめでしたが、本品は逆にかなり多め。ここは個体差もありそうです。解凍しすぎて庫内にドリップがこぼれないよう、たまに様子を見ておくのがよいかと。
解凍したら他の下処理は基本的に不要(気になったら下茹でするぐらい)。レシピに応じて調理してOKです。冷蔵保存だと2〜3日しか保たないので、余ったぶんは小分けして忘れずに再冷凍しておきましょう。
わりと肉厚でクセがない穏やかな旨み
業スーにある他の冷凍もも肉に比べて、1枚ずつがちょい大きめ。しっかり肉厚なもも肉です。単体で照り焼きやソテーにするだけでも、満腹感のあるがっつり系の一皿になります。
加熱時に出る油の量は多すぎず、風味も比較的おとなしい感じ。肉の臭みはほとんど感じない一方、旨みの強さも穏やかです。ナスとポン酢炒めにするとさっぱり感が際立ちますね(本品1枚・ナス2本をごま油大さじ1で炒めてからポン酢大さじ2で仕上げるだけ)。
煮込み系レシピとも好相性
皮下脂肪が少ない傾向でして、とにかく風味にクセがない優等生的な国産肉です。肉質も引き締まった弾力感があり、それでいて長く加熱しても硬くなりづらい傾向でしょうか。
たとえば鶏肉のトマト煮などの煮込み料理にはぴったりですね(本品1枚・玉ねぎ半個・ピーマン2個をオリーブオイル大さじ1で炒めてからカットトマト缶で15分ほど煮込むだけ)。
鶏肉と大根の煮物なんかも失敗しないレシピかと(本品1枚・大根300gを水1カップと醤油・酒・みりん各大さじ2で20分ほど煮込むだけ)。
煮込み時のアクも少なめですし、気になるほどの欠点は見当たりません。国産品の手堅いクオリティを重視するなら迷わず買ってよい一品ですよ。
カロリーは?
カロリーなどの栄養成分表示は未記載。参考までに、日本食品標準成分表によると、皮付き若鶏もも肉は100gあたり190kcal(たんぱく質 16.6g、脂質 14.2g、炭水化物 0g、食塩相当量 0.2g)とのこと。
本品の場合は1枚(平均300g)で570kcal前後になる計算です。けっこう高め。ざっくりした目安程度にどうぞ。