知人の女性を殺害して、愛知県東浦町の畑に遺体を遺棄した罪に問われている男は、17日の初公判で無罪を主張しました。

 住所不定・無職の山下克己被告(56)は2022年3月、知人の天池由佳理被告(39)と共謀して門田典子さん(当時40)の首を絞めて殺害し、東浦町の畑に遺体を遺棄するなどした罪に問われています。

 17日の初公判で、山下被告は「全て違います」と起訴内容を否認し、弁護人は「面識がない門田さんを殺害する動機がなく、共犯の天池被告の証言だけでは証拠が不十分」などとして無罪を主張しました。

 共犯とされる天池被告は、24年3月に懲役16年の有罪判決を受け、控訴しています。