グーグルのGemini用「AIプロンプトガイド」をAIにまとめてもらった
TECH INSIDER 2024年5月24日掲載の記事より転載
・グーグルはGoogle I/Oで、Gemini用のAIプロンプトをうまく書く方法のガイドを無料で配布した。
・この冊子には、Google Workspaceの上手な使い方が網羅され、さまざまな職業で使える例が示されている。
・ペルソナ、タスク、コンテキスト、フォーマットを含めて21語で書くといったヒントもある。
グーグル（Google）が、毎年この時期に開催する開発者向けカンファレンス、Google I/Oで、効果的なAIプロンプトの書き方についての冊子を配布した。
だが、参加した開発者でもマスコミ関係者でもなくても大丈夫だ。グーグルのウェブサイトから、PDF版を無料でダウンロードすることができる。
ガイドでは、Google Workspace（グーグル・ワークスペース）でGemini（ジェミニ）を使う際の、効果的なAIプロンプトの書き方が説明されている。Google Workspaceには、Gmail（Gメール）、Google Docs（グーグル・ドキュメント）、Google Sheets（グーグル・スプレッドシート）、Google Meet（グーグル・ミート）、Google Slides（グーグル・スライド）などが含まれている。
AIプロンプトの書き方には一般に、いくつか重要なポイントがある。
効果的なAIプロンプトは平均21語ほどで書かれていることや、長すぎても短すぎてもいけないことなど、役立つヒントが並んでいる。また、最も役立つ回答を得るために、すべてのプロンプトで抑えるべき4つのキーポイントを示している。
冊子ではさまざまな役職で、Geminiを使ってどのように生産性を上げることができるのかも紹介している。例えば、人事マネージャーは新人研修のプレゼン資料を作るのに使うことができるし、営業担当者なら顧客向けに簡単な説明資料を作るのに使うことができる。
デジタル版は45ページしかないが、我々はこの冊子をグーグルのGeminiにアップロードして、最大の収穫を確認した（そう、AIプロンプトについての冊子を要約するよう、AIに指示を出したのだ）。
以下でGeminiの回答を見てみよう。
Gemini for Google Workspace：多忙なプロフェッショナルのためのガイド
このガイドは、Gemini for Google Workspaceの活用方法を学び、生産性と創造性を向上させたい人向けの、総合ガイドです。さまざまな役職（採用担当者、人事マネージャー、マーケティングマネージャー、プロジェクトマネージャー、営業マネージャーなど）における、さまざまな使い方を網羅し、具体的なプロンプトと例を挙げ、Geminiの機能を活用できるようにサポートします。
キーポイント
・Gemini for Google Workspaceは、Google Workspaceのさまざまなアプリ（Gmail、Docs、Sheets、Slides、Meet）と一体化し、執筆、組織化、情報の要約、映像の生成などのタスクをアシストします。
・効果的なプロンプトにするには、ペルソナ（誰が書いているか）、タスク（何を達成したいか）、コンテキスト（背景情報）、フォーマット（希望の出力形式）が含まれている必要があります。
・Geminiを使うことで、さまざまな部署で生産性の向上と業務フローの効率化を図ることができます。
その他のヒント
・プロンプトを書く力をレベルアップしましょう：
このガイドには、プロンプトのライティング・スキルを磨くのに役立つヒントが書かれています。例えば、複雑なタスクは複数の短いプロンプトに分けること、制限を設けて具体的な結果が出るようにすること、希望のトーンや対象者に合わせたプロンプトにすることなどです。
・常に最新情報をチェックしましょう：
ガイドは、｢workspace.google.com｣｢workspace.google.com/blog｣で、Gemini for Google Workspaceの最新情報をチェックすることを勧めています。
総じて、このガイドはGemini for Google Workspaceの使い方について理解を深め、グーグルのエコシステム内でより良い仕事をしたいすべての人にとって有益でなものです。
Ana Altchek ［原文］ （翻訳：Ito Yasuko、編集：井上俊彦）
Photo: Getty Images
