Glen Powell by NASA HQ PHOTO https://www.flickr.com/photos/nasahqphoto/30753710173 | Marcin Lukasik

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世界中で空前の大ヒットとなったスカイ・アクション映画『トップガン マーヴェリック』(2022)のハングマン役でブレイクし、大作・注目作が目白押しのグレン・パウエル。今後のハリウッドを背負う若手俳優として期待されているパウエルが、演じたいスーパーヒーローを明かしている。

米と一緒にワーナー・ブラザースのスタジオを周るインタビューで、パウエルがバットモービルが並ぶホールを歩きながら、「ずっと僕はバットマン派でした」と語った。

スーパーヒーロー役に興味はないとしつつもパウエルは、バットマン役なら検討すると示唆。「僕なら、バットマンをワイルドな切り口でアレンジするだろうね。マット・リーヴスのようなトーンには絶対ならないでしょう。多分キートン版に近いかな」と言いながら、ティム・バートン監督版『バットマン』シリーズ2作に主演したマイケル・キートンが乗ったバットモービルを見つけ、「ヤバいね!ほら、これがその時代だよ」と感嘆の声を漏らした。

パウエルが言及したマット・リーヴスとは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)の監督のことだ。この映画ではバットマン/ブルース・ウェイン役でロバート・パティンソンが主演し、トーンとしては探偵物や謎解きの要素が強く、リーヴスは独特のスタイルと世界観を築き上げたが、パウエルはバートン版バットマンの方が好みのようだ。

実はパウエル、「バットマン」とは縁がある。『ダークナイト ライジング』(2012)にゴッサム証券取引所のトレーダー役でしており、取引所に乗り込んできたヴィランのベイン(トム・ハーディ)に目を付けられ、思いっきり頭をデスクに叩きつけられるシーンを演じた。

この作品では端役の登場で終わったが、ジェームズ・ガンが率いる新DCユニバースのバットマン役は決まっていないため、パウエルがバットマン役に抜擢される可能性はゼロではないかもしれない。バットマンといえば形の良いアゴやタフな体躯が求められるが、パウエルならクールなマスク姿で観客を魅了してくれそうだ。

その雄姿を期待する前に、パウエルが主演し、2024年8月1日(木)全国ロードショーとなる超大作映画『ツイスターズ』の公開を楽しみに待とう。

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