「前世やオーラが見える」「オレはサイコパス」→“自称”キャラを演じていた同級生を思い出す…「黒歴史あるある」「同級生にいた」の声【作者に聞く】
【漫画】本編を読む
次にくるキャラクターは何⁉︎X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、誰もが自分の作品をネットで公開できる、時代はまさに「1億総クリエイター時代」。ネットにあふれる才能ある若手クリエイターたちをピックアップする本企画。今回はSNSにキレのある漫画を投稿しているロクパチQさんをインタビューし、その創作秘話を聞いた。
この漫画には「多くの人が経験した黒歴史」が登場するのだが、ショート漫画という特性上、まず読んでもらうための“フック”が重要だと語るロクパチQさん。
公開される場である「ネット」との相性を加味した点にも言及。ネットで支持を受けているキャラクターコンテンツの特徴として「自虐的な笑い」「共感性の高い生きづらさ」「頭を使わなくてもなんとなく理解できること」の3要素が含まれていることに気づき、この傾向から「黒歴史あるある」を主軸にすることを決定したという。
漫画を描く際のアイデアはどうやって見つけているのだろうか。
「テーマとする黒歴史のネタについては、一般教養としての“黒歴史あるある”をベースにしています。例えば『自分の右腕には闇の力があるはずだ』というものや『オーラや妖精が見える』といった定番ものです。あとはネットで黒歴史あるあるを検索し、ネット民に共感してもらえそうなものをピックアップしています」(ロクパチQさん)
画像提供:ロクパチQさん