自動車の「パワーウインドー」操作時は要注意 窓に首&指を挟み込まれる事故も 国交省が呼び掛け
新聞やテレビの報道によると、東京都練馬区で5月21日、車に乗っていた2歳の女の子が車の窓に首を挟まれ、死亡する事故が発生したということです。
車内において、スイッチの操作で窓ガラスを電動で開閉する装置である「パワーウインドー」の使用時に、同乗者が窓に首や指などを挟み込まれる事故が発生しているとして、国土交通省が、Xの公式アカウントで注意を呼び掛けています。
パワーウインドーのロック機能の活用を
国土交通省によると、自動車のパワーウインドーを使用する際は、次の3点に注意する必要があるといいます。
(1)パワーウインドーの構造上の特性や、所有している自動車の操作方法を理解すること
・取扱説明書の使用上の注意を再確認する。
・オート作動する窓には、挟み込み防止機能がついているものもあるが、窓ガラスを確実に閉めるため、閉め切る直前の部分では、挟み込みを検知できない領域がある。
(2)後部座席などに子どもが乗っている場合、パワーウインドーのロック機能およびチャイルドシートを必ず使用する
(3)他席のウインドーの操作の前には、声掛けや確認を行う
国交省は、「パワーウインドの使用上の注意点を理解して、子どもの首や指などを挟み込まないことなどに注意しましょう」とXで呼び掛けています。