ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷翔平SNSで「南部鉄器工房」の夫婦湯呑みや鉄瓶などを紹介

 ドジャース大谷翔平投手が故郷に新たなムーブメントを起こしつつある。9日に自身のインスタグラムのストーリー機能で紹介したドジャースカラーグッズが大きな反響を呼んでいる。

 大谷はドジャースカラーの青、白を基調とした夫婦湯呑みや、鉄瓶など3種類の画像をアップ。写り込んでいた容器から大谷の故郷でもある岩手・奥州市で創業し、175年の歴史を誇る「南部鉄器工房」の製品と判明した。

 さっそく“大谷効果”がでているようで同工房の9代目、菊地海人氏は9日にX(旧ツイッター)に「恐らくですが、遅くとも明日中に一時受付停止になるかと思いますのでご検討中の方はおはやめにお申込みください」と投稿。注文が相次いでいることをうかがわせていた。

 さらに同工房HPのリンクが貼ってあり、大谷が紹介したものと同じ鉄瓶のページへ進むと「【受注生産品】南部鉄器 鉄瓶 みやび 青 1L」と記されており、金額は2万4200円。その下には「予約商品」と書かれ、「発送予定:2025年2月下旬 から順次発送」の注意書き。現段階ですでに発送まで約9か月待ちであることが記されていた。

 また菊池氏は「誤解されている方がいらっしゃるようですが、弊社から大谷選手にお贈りしたものではございません。どなたかがお祝いとして選ばれたものと思います。大切な贈り物に選んでいただけましたこと大変光栄です」とも投稿。同工房からの寄贈でないことを明かしていた。その上で「大谷ご夫妻の新しい門出に、お迎えいただいたこと、遠く離れた彼の田舎から感謝と共にエールを贈ります」と綴っていた。(Full-Count編集部)