CL敗退で糾弾されたイ・ガンイン。(C)Getty Images

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 フランス王者パリ・サンジェルマンは5月7日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝・第2レグで、ドルトムントとホームで対戦。敵地での第1レグを0−1で落としていたなか、50分にCKから失点して0−1で敗れ、2戦合計0−2では敗退が決まった。

 優位と見られていた決勝進出を逃し、パリSGへの風当たりが強まるなか、韓国代表のイ・ガンインにも厳しい声が出ているようだ。

 韓国メディア『Xpors News』は「フランスメディア『FOOT−SUR7』は『PSGのルイス・カンポスSDが深刻な困難に直面している。結実しなかったカンポスのクレイジーな移籍市場の動きを非難する声が多くなった』と報道した」と伝え、期待外れに終わった新戦力のひとりあるイ・ガンインをこう酷評していると綴っている。

「カンポスはマジョルカ戦でプレーしたイ・ガンインを連れてきた。PSGレベルでプレーする準備ができていない選手だった」
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『Xpors News』は「ローテーションメンバーであるにもかかわらず、今シーズン32試合4ゴール・4アシストというまずまずの活躍を繰り広げたが、フランス内ではイ・ガンインがまだPSGでプレーするレベルではないと評価した」と嘆き、ルイス・エンリケ監督の采配に苦言を呈している。

「エンリケ監督も重要な試合だったドルトムントとの準決勝2試合で、イ・ガンインを無視した。先発ではなく後半の交代で投入され、チャンスを制限されなければならなかった」

 ドルトムント戦の第1レグでは出番はなく、第2レグでは76分からの出場。韓国の至宝に与えられたのは14分だけだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部