お金をかけなくても豊かな暮らしをしている人にクローズアップ。人気ブロガーのえりさん(64歳)は、1Kの賃貸マンションでひとり暮らし。8.5畳と広くない住まいだから、居心地にはとことんこだわったそう。自分好みのインテリアに整えるコツを教えてもらいました。

8.5畳のひとり暮らし。居心地にはとことんこだわる

えりさんの住まいは1Kの賃貸マンション。8.5畳の一部屋が寝室であり食堂であり、憩いのリビングでもあります。

【写真】リメイクした衣類用の整理ダンス

長年、テキスタイルデザイナーとして活躍してきただけあって、インテリアは基本、モノトーンで統一したこだわりの部屋。北欧テキスタイルの「マリメッコ」をアクセントに整えています。

趣味は模様替え。使い勝手に合わせて検討を重ねた部屋

2022年10月にご主人を見送ってから、少しずつ遺品を整理してきました。

「余命はある程度わかっていたから、収納家具などは私が引き継いで使うつもりで購入しました」

床にはタイルカーペットを敷き、家具類の色は「貼ってはがせるリメイクシート」を活用して統一。大好きなマリメッコのブランケットや量り売りの布地を活用しています。

元は明るい茶色のフローリング床ですが「シックな黒が好き」なのでフローリングカーペットに黒いリメイクシートを貼ったものと、黒とグレーのタイルカーペットをDIYで。あまったタイルカーペットは、パソコンデスクでキーボードの敷物に。

「手への負担も軽くなるし、激しく操作しても動かなくて便利なんです」

マリメッコの袋やパッケージを再利用!

厚手のしっかりした紙でできたマリメッコのショップ袋や梱包箱はもちろん再利用! ハンカチなどこまごまとしたものを入れています。

デスク上でごちゃごちゃしがちなケーブル類もマリメッコのショップ袋を箱にしてすっきり!

衣類用の整理ダンスもリメイク

元はナチュラルカラーのカントリー調だったものを自分好みの真っ黒に。引き出しは全段取り出して、見える平面部分に黒いリメイクシートを。貼ってはがせるタイプなので失敗したらやり直せばOK! 取っ手の部分はアクリル絵の具で着色しました。

 

『ゆとりある日々を過ごしている人の素敵なお金の使い方 2024年度版』(扶桑社ムック)では、今回紹介した以外にも、自分らしいお金の使い方で幸せに暮らしている人たちを紹介。そのほか、年金のもらい方、老後の安心な住まいなど、プロのアドバイスも満載です。