21歳以下の最強選手!EURO2024で活躍する、注目の若手10名

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今夏行われる予定となっているEURO2024。ドイツを会場として6月14日にスタートする大会は、早くも開幕が4ヶ月後に迫っている。

今回は『Give me Sports』から「EURO2024で輝くであろう21歳以下のスーパースター10名」をご紹介する。

ニコ・ウィリアムズ

国籍:スペイン

クラブ:アスレティック・ビルバオ

ポジション:ウインガー

年齢:21歳

『Transfermarkt』の市場価値:5000万ユーロ(およそ80.05億円)

ガーナ代表を選んだイニャキ・ウィリアムズとは違い、スペイン代表を選んだ弟ニコ・ウィリアムズ。アスレティック・ビルバオでプレーする彼は俊足かつ巧みなワイドアタッカーであり、21歳の有望な若手選手である。

今季は公式戦で24試合に出場し、5ゴール10アシストと素晴らしい成績を残している。スペイン代表でも2022年にデビューしてからすでに11試合に出場しており、この勢いのままEURO2024に入れれば、大会でも大活躍を見せるだろう。

アントニオ・シウヴァ

国籍:ポルトガル

クラブ:ベンフィカ

ポジション:センターバック

年齢:20歳

『Transfermarkt』の市場価値:4500万ユーロ(およそ72.05億円)

2022年ワールドカップの1週間前に行われたナイジェリアとの親善試合でポルトガル代表デビューを果たした若きセンターバック。本大会でもメンバー入りし、カタールでの戦いで印象を残した。

20歳の彼はベンフィカで非常に安定したプレーを見せており、守備のみならず攻撃面でのビルドアップで見事な冷静さを発揮。リーグ全体のパス成功率でも上位1%に入っている。

ヨハン・バカヨコ

国籍:ベルギー

クラブ:PSVアイントホーフェン

ポジション:ウインガー

年齢:20歳

『Transfermarkt』の市場価値:4000万ユーロ(およそ64.04億円)

オランダ・エールディヴィジで首位を走るPSVアイントホーフェンで実りあるシーズンを過ごしているヨハン・バカヨコ。ベルギー代表でもすでに9試合に出場しており、リヴァプールから興味を持たれていると伝えられる。

ゴールを奪える左利きの右ウイングで、優れた敏捷性とフィジカルに加えてドリブルの技術も高い。そのスタイルはまさにモハメド・サラーの再来となるかもしれない。

ジョルジョ・スカルヴィーニ

国籍:イタリア

クラブ:アタランタ

ポジション:センターバック、ボランチ

年齢:20歳

『Transfermarkt』の市場価値:4000万ユーロ(およそ64.04億円)

すでにイタリア代表でも7試合でプレーしている194cmの長身ディフェンダー。冷静かつ知的でポジショニングセンスに優れ、さらに優れた技術とパスセンスを持ち、中盤でもプレーできるという応用力まで備える。

すでにアタランタでは欠かせない中心選手となっており、レアル・マドリーやアトレティコ・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドも関心を持っているというヤングスターだ。

ベンヤミン・シェシュコ

国籍:スロベニア

クラブ:RBライプツィヒ

ポジション:ストライカー

年齢:20歳

『Transfermarkt』の市場価値:3000万ユーロ(およそ48.03億円)

リーフェリンクとレッドブル・ザルツブルクで活躍した「レッドブル産」の新星ストライカー。今季は案の定というべきかRBライプツィヒへとステップアップし、ドイツ・ブンデスリーガに挑戦している。

サブの役割が多いものの、公式戦26試合で1019分プレーし、そのなかで9ゴールを決めてきた。190cmを超える身長を持つ左利きの点取り屋は、EURO2024で活躍すればさらに大きく価値を高めるであろう。

ヒューゴ・ラーション

国籍:スウェーデン

クラブ:アイントラハト・フランクフルト

ポジション:セントラルMF

年齢:19歳

『Transfermarkt』の市場価値:2800万ユーロ(およそ44.83億円)

2022年には17歳でスウェーデンリーグの年間最優秀選手賞に輝き、750万ユーロ(およそ12億円)でアイントラハト・フランクフルトへと加入したセントラルミッドフィルダー。

今季ドイツ・ブンデスリーガでは高いインターセプト率とブロック率を記録しており、スウェーデン代表でも4試合に出場した。かつてはチェルシーのトライアルに合格したこともあるという天才は、EURO2024で世界のスターになる可能性が高い。

ラザール・サマルジッチ

国籍:セルビア

クラブ:ウディネーゼ

ポジション:セントラルMF

年齢:21歳

『Transfermarkt』の市場価値:2000万ユーロ(およそ32.02億円)

これまでセルビア代表で5試合に出場してきたラザール・サマルジッチ。創造性豊かで攻撃的なセントラルミッドフィルダーであり、ミランやナポリ、そしてユヴェントスらが関心を持っていると言われる。

ユースレベルではドイツ代表を選んでいたが、フル代表ではセルビアのユニフォームを着て戦うことを選択。ファイナルサードで素晴らしいフットボールIQを見せる選手で、セットプレーのスペシャリストでもあるレフティだ。

ミロシュ・ケルケズ

国籍:ハンガリー

クラブ:ボーンマス

ポジション:左サイドバック

年齢:20歳

『Transfermarkt』の市場価値:2000万ユーロ(およそ32.02億円)

ハンガリー代表チームですでに13試合プレーしており、ドミニク・ソボスライに次ぐ「同国で2番目に価値がある選手」となっているミロシュ・ケルケズ。2023年夏にAZアルクマールからボーンマスへと移籍し、プレミアリーグでも存在感を見せている。

彼は攻撃面で非常に素晴らしいサポートができ、オーバーラップを得意とする。ハンガリー代表では中盤の左としてプレーすることも多く、そのパフォーマンスが攻守に渡って発揮されている。

クリスティアン・アスラニ

国籍:アルバニア

クラブ:インテル

ポジション:守備的MF

年齢:21歳

『Transfermarkt』の市場価値:1400万ユーロ(およそ22.41億円)

2022年の夏にエンポリからインテルに加入したアルバニア人若手ミッドフィルダー。すでにセリエAでも中心的な存在となっており、アルバニア代表でも16試合で起用された。

ボランチを得意としながらもパスセンスに優れ、ジョルジーニョのようにゲームのテンポを作ることができる。さらに守備でも決して穴になることはなく、そのバランス感覚は素晴らしいものがある。

ケナン・ユルドゥズ

国籍:トルコ

クラブ:ユヴェントス

ポジション:ストライカー

年齢:18歳

『Transfermarkt』の市場価値:1000万ユーロ(およそ16.01億円)

意外にも実は「親戚同士」である代表選手たち、5組

昨年12月にユヴェントスのトップチームで歴史上最年少得点記録を更新したトルコ代表ストライカー。2005年生まれの彼はドイツで生まれてバイエルン・ミュンヘンのアカデミーで育ったが、一昨年からイタリアへと渡ってプレーしている。

アレッサンドロ・デル・ピエロとも比較されているユルドゥズはすでにトルコ代表でも3試合に出場しており、非常に優れたテクニックとオフ・ザ・ボールの動きを持っていると高く評価されている。