リバプール遠藤航が胸中を初告白 恩師クロップ監督との“別れ”「最後にタイトルを」【現地発】
ドーハで取材対応
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航が1月30日、カタール・ドーハで行われているアジアカップ・決勝トーナメント1回戦バーレーン戦に向けて取材に対応した。
所属クラブのリバプールではユルゲン・クロップ監督が今季限りの退任を発表。初めて胸の内を語った。
「もちろん驚きましたけど、彼は長くリバプールを支えてきている人なので、その決断を尊重するしかないというか、僕よりもほかに一緒にやっている選手たちの方が、もしかしたらショックを受けているかもしれない。でも、とにかく最後にしっかりタイトルを取って終わるというのが、チームとしての目標になると思います」
昨夏にリバプールへ加入し、アジア杯へ合流前はスタメンに定着。12月のクラブ月間最優秀選手に選出されるなど、プレミア1年目の逆境を乗り越え、クロップ監督の下で成長してきた。
クラブから離れているタイミングで知った遠藤だが、動揺はあるのか。
「別にそんなにないですね。冬にいなくなるわけではないというか、帰ったらクロップはいるので。とにかく今シーズンの目標というのは別に何も変わっていないし、夏以降のことは別にまたその時に考えればいいと思うので、とにかく今はアジア杯をとにかく優勝することだけを考えています」
日本がアジア王者になるためには遠藤主将の牽引が必要。まずは目の前の試合に集中して、優勝の手土産とともにクロップ監督と残りのシーズンに邁進してもらいたい。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)