ヘルタ原点回帰推進の43歳、カイ・バーンスタイン会長が急逝

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ブンデス2部ヘルタ・ベルリンのカイ・バーンスタイン会長が急逝したことが発表された。まだ43歳の若さだった。かつてクラブの急進的なファン出身として、2022年夏にサプライズでヴェルナー・ゲーゲンバウアー氏の後を引き継ぎ、いわゆる身の丈に合わぬ金銭を投じる『ビッグシティ』プロジェクトから、育成強化を主体とする原点回帰路線への舵取りを託されていた同氏は、2023年の大晦日には、「2024年への抱負:それはこのコミュニティから力を得られるよう、このコミュニティを育成し、強化していくことにある。夢はある。目標もある。でも自分たちが抱える問題から目を背けるようなことのないよう、常に高みを目指して進んでいきましょう」とSNSにて投稿していた。
ドイツサッカー連盟ベルント・ノイエンドルフ会長は「とても熱い男で献身的にサッカーを支持する人物であった。おそらくヘルタ無しの人生が彼にとってありえなかったように、ヘルタにとっても彼無しの時代は想像し難いものがあるだろう」とコメント。またドイツサッカーリーグ機構では今回の訃報を受けてレセプションを急遽中止しており、マネージングディレクターのレンツ氏は先日に他界したフランツ・ベッケンバウアー氏も含め、「比較したくはないことではあるが、それでもドイツサッカー界にとって2つの大きな損失」と語った。
また前任がヘルタ・ベルリンで、ちょうどニューヨーク・レッドブルズの入団会見を行う予定だったサンドロ・シュヴァルツ監督は、急遽会見を中止して「カイ・バーンスタイン氏の死を知り悲しみにくれている。ご家族の皆さまに哀悼の意を表します」とコメント。また本拠地ベルリン五輪スタジアムは午後5時から10時まで青と白に覆われ、バーンスタイン氏のオフィスの前にはクラブのフラグが半旗で掲げられたとのこと。ひとまずはドレッシャー副会長が暫定的に後を引き継ぎ、これからもバーンスタイン氏が目指した原点回帰『ベルリン・ウェイ』の道を、新スタジアム建設とともに歩んでいく考えだ。
