榊原郁恵、亡き父と息子の物語に涙。地域に愛される30年以上変わらない“こだわりの味”に密着
1月17日(水)、『朝メシまで。』の2時間スペシャルが放送される。
同番組は、真夜中に働く人々の1日とその“シメ”である朝食にスポットを当てる“朝メシバラエティ”。
今回は、人々においしい“食”を届ける真夜中のヒーローたちに密着する。
児嶋一哉(アンジャッシュ)×ウエンツ瑛士の仲良しMCコンビとともにVTRを見届けるスタジオゲストは、榊原郁恵。
ナレーションは、新ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』に主演する伊藤淳史が担当する。
◆鳥料理&アジフライ&生姜焼き…
最初の企画は、人々においしい朝メシを提供するため、夜が明ける前から働く店主に密着する「極上朝メシを出すまで」。
今回の舞台は、全国各地からおいしい食材が集まる“市場”。そんな市場で働く、舌の肥えた“食材のプロ”たちに極上の朝メシを届けるべく、夜が明ける前から働く人々を取材する。
まず訪れるのは、茨城県水戸市にある公設地方卸売市場で50年前から営業する老舗食堂。
店主の男性と、その父と兄が腕を振るう家族経営の店だが、店主は東京・銀座にある高級料理店の元シェフ、父はフレンチの名店の元料理人、兄は老舗割烹料理店での修業経験者という、スゴ腕料理人一家だ。彼らが作る、絶品鳥料理とは?
続いては、豊洲市場で働く人たちを魅了する創業100年以上のとんかつ店へ。
この店はとんかつがメインながらも、いちばんのこだわりメニューはアジフライ。実は4代目の店主は、もともと鮮魚店の出身だという。
いったいなぜ“魚のプロ”がとんかつ店を切り盛りしているのか、そこには意外なドラマがあった。豊洲の人々だけではなく全国から客が目当てに押し寄せる、究極のアジフライとは?
さらに、新宿・淀橋市場で働く人たちの胃袋を支える老舗定食店にも密着する。
早朝5時の開店とともに続々と客が訪れるこの店のこだわりは、市場で仕入れる新鮮野菜をいかしたメニューだ。
なかでも人々を魅了してやまないのが、激ウマしょうが焼き。肉を柔らかくする、驚きの秘密とは?
◆榊原郁恵&ウエンツ瑛士も涙!
また、東京都小平市で愛され続けるだんご店の2代目店主にも密着する。
だんごやまんじゅうなどの和菓子から、弁当やおにぎりまで100種類以上のメニューを提供する地域密着型の店で、人気の理由は30年以上変わらないこだわりの味。
手作りをモットーにしている店主は1日で2000本以上のだんご、200個以上の大福、500個以上のおにぎりなどを作らねばならず、調理は時間との勝負だ。
深夜3時前から朝6時の開店に向けて、休むことなく同時並行で作業を進める。
こんな大変な仕事をどうして続けるのかと問うと、店主の胸には亡き父から託された“想い”が秘められていることが判明。
実はもともと親子ではじめた店だったが、かつては決裂の危機も。はたして、父と息子の間にどんな物語があったのか?
父から子へと受け継がれた“こだわりのバトン”に、榊原郁恵やウエンツ瑛士も思わず涙。そんな店主が仕事を終えたあとに味わう、朝メシとは?
◆ド深夜、北海道豪雪地帯で…
さらに、北海道紋別郡滝上町で夜を徹してチーズ作りに励む生産者にも密着する。
彼が作ったフレッシュチーズは、雑誌の“女子が選んだおとりよせ大賞”で準グランプリに選ばれたこともあるほど大人気。
航空会社の機内誌でもベスト北海道土産として取り上げられたほか、その評判から東京の百貨店でも販売されている。
そんな大人気のチーズは、どのようにして作られているのか。そしてなぜ深夜に作業するのか?
密着すると、徹底したこだわりが明らかになり、榊原も「ひとつひとつの作業に手を抜けない。毎日飽きずにあれだけのことをするのって大変!」と感心しきり。
さらに東京出身の彼がなぜ滝上町でチーズ作りをはじめたのかを聞いたところ、チーズへの飽くなき情熱と家族の絆が浮き彫りになっていく。