手塚治虫『新選組』が初映像化!2024年春、テレビ朝日水曜深夜にニュースタイル時代劇が誕生
2024年春、テレビ朝日水曜深夜の“スーパーバラバラ大作戦”枠に新たなドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』が誕生。テレビ朝日と東映が総力を結集し、いまだかつてない“シン・時代劇ドラマ”を創出する。
この一大プロジェクトで光を当てるのは、今なお日本人の胸を深く揺り動かす存在、新選組――。
新枠にふさわしくフレッシュなネクストブレイク俳優たちが揃い踏みし、幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった若き隊士たちの青春を美しくも鮮烈に描き上げる。
原作は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』。
作品が発表された1963年(昭和38年)は、新選組という存在そのものがさほど評価されておらず、それぞれのキャラクターイメージが現在ほどかたまっていない時代。
そんな背景のなか、手塚氏ならではの視点で史実を織り交ぜながら隊士たちの葛藤を描いたこの作品は、ファンの間でも評価の高い知る人ぞ知る傑作だ。
近藤勇や沖田総司、芹沢鴨など実在の人物ももちろん登場するが、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる若き隊士2人――深草丘十郎(ふかくさ・きゅうじゅうろう)と鎌切大作(かまぎり・だいさく)。
父を斬殺された丘十郎は、剣の腕を磨いて仇を討つべく新選組に入隊する。その入隊試験で知り合ったのが、クールな少年・大作。出自は不明だが剣の腕はピカイチである大作は、期待の大型新人として新選組に迎え入れられる。
2人は熱い友情を育んでいくものの、いつしか時代の波に翻弄され、互いに殺し合わなくてはならない悲壮な運命へとなだれ込んでいくことに――。
友情、裏切り、時代、陰謀――不世出の天才・手塚氏のドラマツルギーが注ぎ込まれたこの物語をニュースタイルの時代劇へと昇華させるのは、映画化もはたした大ヒットドラマ『美しい彼』シリーズで男子高校生たちのすれ違う心情を繊細かつ瑞々しくつむいだ気鋭の脚本家・坪田文。
演出は、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』、『未来への10カウント』(テレビ朝日)で躍動感たっぷりに青春群像劇を描いた河合勇人が担当する。
◆剣舞&殺陣パフォーマンスも
この『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』の撮影が行われるのは、時代劇の聖地・東映京都撮影所。
100年の歴史を持つ京都・太秦の地から生まれる新作とあって、時代劇ファンをもうならせる本格的な映像になることは間違いないが、その一方で本作では、斬新な殺陣パフォーマンスやこれまでの時代劇にはない流麗な剣舞を取り入れ、ニュースタイルの歴史エンターテインメント、“シン・時代劇”を作り出していく。
丘十郎と大作をはじめとするキャラクターを演じるのは、ネクストブレイク必至の次世代キャストたち。
また、丘十郎と大作を取り巻く仲間のひとりを演じるメインキャストをオーディションで選出することが決定。
1月9日(火)に『お願い!ランキング presentsそだてれび』枠にて予告された『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」〜新選組への道〜』と銘打たれたプロジェクトで、過酷なオーディションが繰り広げられる。
特別審査員であり、応募者たちの演技指導を担うのは、レジェンド声優であり舞台演出家としても腕を振るう三ツ矢雄二。
多彩な魅力を持つキャスト陣は、今後続々と解禁予定。オーディションの行方とともに注目したい。