1月14日、「西の女帝」と称され、関西で絶大な人気を誇るタレントの上沼恵美子が、情報バラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビほか)に出演。「裁判に注力するため」として活動休止を発表した、松本人志について言及した。

「(芸能界の)頂点の方やからね。休業するってビックリする。何にも判明してないのにね」と切り出した上沼は、松本に関する報道について「イメージダウンしました。超一流の人間やのに、遊びは三流以下やったね」と厳しく言い放つと、「私の希望なんですがね、なんで休業なんかするんやろう。休業なんかする必要ないと思うんですよ。裁判(の判決)下って、白黒はっきりしたわけでもないのに。お笑いのMCだから(番組を)回しにくいとか、スポンサーに迷惑かけるとか、あるかも分からないけど、ある程度、この番組はやめとこうっていうのがあっても、休業宣言なんてする必要ないし」と、活動休止に疑問符を打った。

 さらに「休業ってことは引退につながりますよね」「こんなことで、いなくならんといてよ。イメージダウンはしてるけど、あなたがこの世界からいなくなるのは、かなわん」と、松本の活動継続を訴えた。

 この上沼恵美子の発言に対し、SNSには

《上沼恵美子の松本人志に対するコメントが一番優秀》

《休業なんて逃げんと堂々出てこい これだけ言える人いないね凄い》

《これは上沼恵美子からの熱いエールや こんな人がパートナーなら 男性は心強いな》

 など、称賛する声が集まった。なかには

《上沼恵美子さん、松本人志の件以外も最近納得するような発言がいっぱい流れてきてて、M-1 審査員に戻って欲しい》

《松本人志の代わりに上沼恵美子がM1の審査員やってくれ》

 と、おそらく松本不在でおこなわれるであろう『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の、審査員復帰待望論まで飛び出している。

「『M-1グランプリ』と、同じく松本さんが審査員を務める『キングオブコント』(TBS系)は、人気芸人の登竜門として、多くの若手が目指しており、テレビ局としても松本さんの活動休止とはいえ、番組を簡単に終わらせることは難しいでしょう。ただし、芸人の多くは番組を通じて『松本さんに笑ってほしい』という思いが強く、松本さんがいなくなることで、大会のあり方などについて見直される可能性はあるでしょうね。芸人の“格”として松本さんに匹敵する、上沼さんの復帰が望まれるのも理解できます」(芸能記者)

 松本は関西の超人気番組『探偵! ナイトスクープ』(ABCテレビほか)では「局長」も務めている。まさかこれまで、上沼局長になったりして……。